【懐かしのサッカー選手特集#5】「キング」エリック・カントナ | 海外サッカーニュース | サカレポ

2014年11月05日 07時00分

【懐かしのサッカー選手特集#5】「キング」エリック・カントナ


Eric Cantona

過去に輝きを放った、記憶に残る選手を振り返る、「懐かしのサッカー選手特集」です。今回は、低迷時期のマンチェスター・ユナイテッドの復活に貢献したフランス人FW、エリック・カントナをご紹介します。

2001年にカントナは、マンチェスター・ユナイテッドの20世紀最高のサッカー選手にも選出されており、振る舞いや言動から「キング・エリック」というニックネームで親しまれていた名選手です。まずはプロフィールから。

エリック・カントナこと、本名「エリック・ダニエル・ピエール・カントナ」はフランス代表の元サッカー選手で、現役を引退した今は、何と俳優として活動、いくつかの映画や舞台に出演した後、現在はビーチサッカーのフランス代表を努めています。

 

Eric Cantona

カントナのキャリアのスタートは、地元のクラブであるSOカイヨワから、当初はゴールキーパーとしてプレーしていたようですが、徐々に前線でのプレー機会が増え、FWへとコンバート。

 

カントナがプロのサッカー選手として試合に出場したのは、2年間ユースに在籍したオセールでした。兵役に従事するなどキャリアを一旦ストップすることなどもありましたが、1986年にはオセールでプロ契約を結び、リーグ戦での活躍が目に留まりフランス代表へ初招集。しかし、翌年にはチームメイトのブルーノ・マティーニを殴るなどして、罰金処分を受けるなど、後に語り草となる規律上の問題を早くも起こしてしまいました。

交代を告げられると、スタンドにボールを蹴り込み、ユニフォームを脱ぎ捨てたり、フランスサッカー協会の委員一人ひとりのもとに歩み寄り「馬鹿」と罵しるなど。。

数々の素行の悪さが指摘されていたカントナでしたが、1992-93シーズンからは名門マンチェスター・ユナイテッドでプレー。低調なシーズンを送っていたチームで輝き、プレミアリーグの初代チャンピオンにチームを導き、2シーズン連続でトップリーグのタイトルを獲得した唯一の選手となります。

 

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翌年にもプレミアリーグ連覇、FAカップの決勝にも貢献(フットボールリーグカップでは決勝敗退)し94-95シーズンでは3連覇の達成に期待がかかっていましたが、1995年1月25日の試合で、クリスタル・パレスのDFリチャード・ショウにユニフォームを引っ張られたことに対し腹を立て、怒りの「カンフーキック」を行い、退場処分を受けてしまいます。

この事件により、カントナはFIFAから出場停止を8ヶ月間、罰金を10,000ポンドといった懲罰を受け、チームを離脱。セリエAのインテルへの移籍も噂されましたが、引退するまでユナイテッドでプレーすることとなります。

95-96シーズンには、4シーズンで3度目の優勝や、FAカップ優勝を果たし、カップ戦決勝ではキャプテンマークを巻くなど、チームを2度ダブルを達成した初のクラブへと導きます。

翌96-97シーズンには、本格的にキャプテンへと指名され、5年間で4度目となるリーグ優勝を経験しますが、チャンピオンズリーグ準決勝のボルシア・ドルトムント戦敗退後、突然の現役引退を発表します。

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カントナはリーグ戦64ゴール、11の国内タイトル獲得、チャンピオンズリーグでは5ゴール、5年に満たないキャリアで通算80ゴールを記録するなど、驚異的な成績を残しています。

カントナは「ライアン・ギグス」「デイヴィッド・ベッカム」「ポール・スコールズ」「ガリー・ネヴィル」といった後にユナイテッドの中心となる選手達に大きく影響を与えていることが知られ、一般的なキャプテン像とはまた違ったキャプテンシーが彼にはあったのかもしれません。

 

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後に「フットボールリーグの歴代の名選手100人」「イングランドのサッカーの殿堂入り」を果たすなど、数々の素行の悪さを打ち消すほどに、実力を兼ね備えていた選手であったことは間違いありません。

 



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